■地方独立行政法人鳥取県産業技術センターは、平成19年に鳥取県が設立(独立行政法人に移行)した公設試験研究機関で、所属する研究員は地方公務員法が適用される**「地方公務員」**です。
■このページでは、研究員募集に関心を持っていただいた皆様に、創設から100年の歴史を有する当センターの仕事の魅力をお伝えします。(令和8年4月採用予定の研究職員募集情報は、このページの最後でご案内しています。)
県内3箇所を拠点に、産業技術の試験研究やその成果の普及とともに、ものづくり分野における技術支援・人材育成に取り組んでいます。
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DX推進とSDGs• カーボンニュートラルに向けた取組みを企業の皆様と共に進めます。Al・loT技術を活用して県内製造業の省エネルギー化や生産性向上を図るとともに、有機素材の開発や応用によって低炭素社会の実現を目指します。
【生産性向上のためのDX推進】
Al やloT を活用した自動化•最適化・予知保全などの解決策を提供し、生産性向上のためのDX推進に取組みます。
【環境に配慮した有機材料開発の推進】
バイオマス等を活用したカーボンニュートラルに向けた環境配慮型有機材料の開発のため、企業の皆様との共同研究・開発を目指します。
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次世代輸送機器の軽量化、資源循環、省エネルギー、製造工程の省力化などへの対応を強化し、成長分野への参入を目指す県内企業の技術革新ニーズに応えるための研究開発や技術者育成に取り組みます。
【シミュレーションによるものづくり技術の高度化】
シミュレーションによる加工現象の可視化により、加工技術の高度化や工具・金型寿命の向上を実現し、脱炭素社会への対応を強化します。
【ロボット技術による自動・省力化】
専用治具、視覚・触覚センサなどの各種周辺機器を駆使したロボット技術を製造ラインヘ実装し、生産工程の自動・省力化を推進します。
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食品産業の再生と持続的発展を実現するため、フードテック活用によるフードロス削減・アップサイクルの促進や食品の高付加価値化を目指した研究開発や技術者育成、アフターコロナを見据えた商品開発や衛生管理を支援します。
【食品産業におけるSDGsの推進】
企業現場のフードロス情報から、それらを素材化する研究開発を行い、付加価値の高いユニバーサルフードデザインの新製品開発を目指します。
【食品の衛生管理の推進】
事業者の食品の安全・安心の意識向上を図るための窓口を設置し、相談対応や専門機関へのナビゲート、衛生管理手法の研修会を実施します。
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研究員の仕事は大きく分けると「支援業務」「研究開発業務」の2つ。 自身の専門知見を活かし、県内企業の成長・発展に直接的に関わることができます。
支援業務
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製品開発や生産工程などの課題を伺い、専門家として課題改善・解決に向けて伴走します。
試験機器を貸し出し、安全に試験・分析を行えるようサポート。得られたデータの解釈や活用法を助言することも。
企業が求める内容を踏まえ、評価や解析などを行います。
自社課題をテーマにした個別研修や技術の進化に応じた新たな知識や分析手法、機器操作、品質管理などを学ぶセミナー・研修会などを企画・開催します。
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研究開発業務
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新たな技術や製品開発など、県内企業のニーズに基づいてテーマを設定し、研究開発を行います。 個社ごとに研究開発を行うこともあれば、複数企業や大学等と連携したチームで研究開発に取り組むことも。
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